9日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前日比146ドル24セント高の1万2,735ドル31セントで終えた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は9日ぶりに反発し、同34.04ポイント高の2.474.55で終えた。米経済の先行きと企業決算への懸念が継続しているが、前日の大幅安の反動で値ごろ感からの買い戻しが入った。 9日の市場は、前日と同様に不安定だった。景気先行きに対する懸念は年初から相場に不安定さをもたらす要因となっており、サブプライム問題の影響が企業決算にどこまで影響を与えるのかということも懸念されている。 ゴールドマンサックスが、住宅市場の低迷とクレジット市場のタイト化の影響が今年に広範な経済へと波及するとの予想を示したことも相場の重しになったと見られる。 カントリーワイド・ファイナンシャルは12月の住宅ローンの債務不履行率が上昇したと発表した。同社は否定したが破綻のうわさから同社株は35セント(6.4%)下落した。 9日は経済ニュースが少なく、投資家の注目は10日のベン・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演に集まっている。講演では、経済の減速に対するFRBのスタンスが示される可能性がある。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は66セント安の1バレル95ドル67セントで終えた。