米アップル(Apple)がオンライン音楽ストア「iTunes」の価格体制を見直し、英国とその他の欧州各国の料金を統一する。アップルと欧州連合(EU)が9日発表した。 アップルは現在、ユーロ採用国の価格と比較して1曲当たり約9セント高い料金を英国で課している。このため、同社と大手レコード会社が不当に消費者の選択の自由を制限し、ダウンロード料金を増加させているとする英国の消費者団体による申し立てを受け、4月からEUの調査を受けていた。アップルは、英国でレコード会社に支払うライセンス料金が高いことが要因と説明していた。 欧州委員会は、iTunesに対する調査ではEUの法律に違反する証拠は見つからず調査を終了したと述べた。ただ、アップルに関しては一部の著作権問題が残っているとしている。 アップルは、欧州内16個のiTunesの価格に合わせるため英国のiTunesで6カ月以内に価格を引き下げる。同じ期間に英国内での卸売り価格を引き下げない会社との関係は再検討するという。