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平均株価は211円安と3日ぶり大幅反落に安値引け、1万4400円割れ=東京株式市場・10日後場

2008年01月10日 15:47更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 10日後場の東京株式市場では、地合い悪化。平均株価は前日比211円5銭安の1万4388円11銭と3日ぶりに大幅反落し、安値引け。06年6月14日以来ほぼ1年7カ月ぶりの安値水準となる1万4400円を割り込んだ。大引けのバスケット売りが観測されたほか、あすの株価指数オプション1月物のSQ(特別清算値)算出に絡む思惑的な売買が警戒された。今晩にバーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を控え、様子見気分の強い中、売り圧力に押された。米ウォールストリート・ジャーナル紙(電子版)で米シティグループとメリルリンチがさらなる資本増強に向け協議入りと報じられたが、消化難となった。内閣府が午後2時に発表した11月景気動向指数では、景気の現状を示す一致指数が33.3%と景気判断の分かれ目となる50%を8カ月ぶりに下回ったが、市場予想通りの内容となり、発表直後の相場への影響は見られなかった。

 市場では、「シティグループ、メリルリンチの資本増強の情報は評価損拡大に対応したものであり、結果的にアク抜け感につながるのではないか」(中堅証券)、「資本注入自体はプラス材料だが、米経済のリセッション(景気後退)入りの方が警戒され、単純に買い発想できない」(米系証券)との声が聞かれた。東証1部の騰落銘柄数は値上がり373、値下がり1272。出来高は19億1620万株。売買代金は2兆4206億円。東京外国為替市場では、1ドル=109円台後半(前日終値は109円58銭)で取引されている。

 クレディスイス証による08年不動産業界は厳しい年との指摘を受け、住友不<8830.T>、菱地所<8802.T>、三井不<8801.T>、野村不HD、URBANなど不動産株に売りが継続。三菱UFJ<8306.T>、みずほ<8411.T>などメガバンク株や、野村<8604.T>、大和証G、新光証券、岡三など証券株は軒並み安。TDK<6762.T>、ソニー、キヤノン、ファナックなどの値がさハイテク株も下落。トヨタ<7203.T>、ホンダ、日産自、スズキなどの自動車株に売りが継続し、ブリヂス<5108.T>、浜ゴム、住友ゴム、洋ゴムなどのタイヤ株もさえない。出来高トップの住金<5405.T>をはじめ、新日鉄、JFE、大和工、丸一管などの鉄鋼株も下げ基調。東洋炭素<5310.T>が昨年来安値圏で推移し、ガイシ、旭硝子、板硝子などのガラス・土石株も売られた。

 個別では、みずほ証が投資判断「4」に引き下げの三菱レ<3404.T>や、シンキ、フォスタ、グッドウィル、ソフトブレンなどが安い。

 半面、07年10〜12月期受注高55%増の東エレク<8035.T>や、アドバンテス、ニコン、NECエレなどの半導体関連株が堅調。武田薬<4502.T>、田辺三菱、大日住薬、久光薬、ツムラなどの医薬品株も引き締まった。日橋梁<5912.T>が前場ストップ高後に同値比例配分となり、値下がり率トップに浮上したほか、サクラダ、松尾橋などの低位橋梁株も継続物色された。個別では、大和総研がレーティング「1」に引き上げのエムスリー<2413.T>がストップ高比例配分。07年3〜11月期連結で経常益37.6%増、記念配3円に1対1.1株式分割のダイセキ<9793.T>や、日興シティ証が新規に投資評価「1S」、目標株価44万円でカバレッジ開始のドワンゴ<3715.T>なども高い。

[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞社

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