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9日ロシア株式市場は上昇、世界的な株安にも拘らずロシア株は逆行高
<ロシア株式市場、上昇 ロシア株は世界的な株安にも拘らず、逆行高>
09日のロシア株式市場は、上昇。2008年年初から世界的に株式市場が大きく下落しているにも関わらず、取引再開したロシア市場は上昇を演じた。原油・金など商品市況が過去最高値を続々と更新する中、資源株のウェートの高いロシア株に資金が流入、寄付き直後から昨年終値を下回ることなく推移し、堅調なまま2008年の取引初日を終えた。MICEX指数の終値は0.95%高の1906.85、RTS指数は0.26%高の2296.56となった。
個別ではガスプロム(GAZP)が上昇を牽引した。現会長であるメドベージェフ氏がロシアの次期大統領の最有力候補となったことで、同社に対して有利な政策運営を行う、との思惑から2.76%の上昇となった。また昨年大量に自社株買戻しをしたロシア統一電力システム(EESR)が、発行済み株式の7.43%の売出し価格を一株当り32.15ルーブルと公表し、上昇した。この売出しに関しては、VTB(外貿銀行-VTBR)など複数の金融機関・企業が出資に前向きな姿勢を示しており、需給懸念とはならず、むしろ同社の企業価値を考慮すると割安、との見方が強まっている。
<米国株、反発 景気後退懸念で下落後、大きく切り返す>
米国株式市場は、反発。値ごろ感から寄付き後上昇したが、証券最大手ゴールドマン・サックス・グループが、米国が景気後退入りする可能性が高いとの見通しを示したことや米住宅金融大手カントリーワイドが昨年12月の住宅ローン延滞率が過去5年で最悪となった、と発表したことで景気減速懸念が台頭して下落に転じ、ダウ工業株平均は一時年初来安値を更新し、昨年終値からの下落率は4%に達した。
その後著名投資家ウォーレン・バフェット氏が地方債保証会社への投資の可能性に言及したことやパソコン大手メーカー、ヒューレット・パッカードが景気鈍化局面でも業績が持ちこたえるとの見通しを示したことで反発に転じ、引けにかけて大きく反発し、今年に入って初めて三桁の上昇となった。
ダウ工業株平均は1.16%上昇して取引を終えた。債券市場ではセントルイス連銀総裁が景気後退するかどうかを判断するには時期尚早、と述べたことや株式市場が反発したことで債券が売られ、利回りは上昇した。
為替市場ではドイツの鉱工業生産と小売売上高が予想外に低下したことから欧州中央銀行による利下げへの思惑が後退し、ユーロが対ドルで売られた。また英ポンドは消費者信頼感が約1年ぶりの低水準を記録して下落した。
<ニューヨーク原油、下落 石油製品在庫の増加を嫌気>
ニューヨーク原油先物は、下落。米週間石油在庫統計で原油在庫は減少したものの、原油製品在庫の増加が示されたことを嫌気した。製油所の稼働率が昨年8月以来最高となり、在庫上昇に繋がった。1バレル=95ドル台で取引を終えている。
金先物はドルが今後米国の利下げにより下落する、との思惑から連日で過去最高値を更新した。
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