米IBMは14日、17日発表予定の10-12月期(同社第4四半期)決算で、同社が例年以上の高収益を発表することを伝えた。例年同社は第4四半期が一年の中で最も良い収益結果を発表するが、今回は特に良い結果を示した第4四半期となり、一株利益はアナリスト予測値を20セント以上上回ったという。 IBMによる第4四半期収益好調発表は、米経済低迷が続く中の明るい報道となった。同社収益の好調を支えたのは、主に海外での売上高であるという。IBMは中国、ロシア、ブラジル、インドなどの新興国への投資を増大させているという。これら新興国からの先月の新規採用者数は10万人となり、前年同月の7万人からさらに増加を示したという。また、インド一国の市場だけでも同社2007年度売上高のうちほぼ10億ドルを占めるようになり、前年度の7億ドルからさらなる増加を示したという。IBMは今後新興国でのあらたな企業成長を図るため、中小企業向けのツール開発により力を入れて行く予定であるという。 またドル安も売上高上昇に寄与した。IBMによると同社第4四半期売上高は前年同期比10%増の289億ドル、一株利益は2.80ドルとなり、アナリスト予測値の278億ドル、一株利益2.60ドルを上回ったという。さらに2007年度通年の一株利益は7.18ドルとなり、前年度の6.11ドルから上昇を示し、売上高は前年比8%増の988億ドルとなったという。 同社による第4四半期収益好調発表を受け同社株価は14日、5.26ドル(5.4%)上昇して102.93ドルとなった。