サムスン、10-12月期は6.6%減益 メモリ価格急落が影響
韓国のサムスン電子が15日発表した第4四半期(10-12月期)決算は、純利益が前年同期比6.6%減の2兆2,120億ウォン(約2,550億円)だった。コンピュータ用半導体メモリの価格が大幅に下落した影響が大きかった。
(クリックで写真の拡大) 米ネバダ州ラスベガス開催の国際家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で展示されるサムスンの薄型テレビ(2008年1月7日、AP Photo) | 決算発表の同日、韓国の特別検察官チームがサムスン・グループのソウル本社を捜索した。検察は、同グループが検察当局、政府高官などに賄賂を贈るための不正資金を捻出していたとする同グループ前弁護士の主張を検証する。サムスンは容疑を否定している。
サムスンの決算は4四半期連続の減益となったが、市場予想は上回る結果だった。ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズの調査によるアナリスト9人の予想平均は純利益が1兆9,700億ウォンだった。売上高は11%増の17兆4,800億ウォン(約2兆190億円)で、アナリスト予想の17兆900億円を上回った。
サムスンはコンピュータ向け半導体メモリ、液晶ディスプレイ、薄型テレビの世界最大手で、携帯電話ではフィンランドのノキアに次いで世界第2位である。半導体メモリでは、パソコンのメインメモリなどに使用されるDRAMと、デジカメや携帯音楽プレーヤー、携帯電話などに使用されるNAND型フラッシュメモリの双方を生産している。07年はいずれの製品とも価格の下落が激しかった。
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