米金融大手シティグループが15日発表した、2007年第4四半期(10-12月期)の決算は、サブプライム関連の損失の影響で98億3千万ドルの赤字となった。同社は従業員の削減と減配を行い、海外投資家から資本注入を受けることも明らかにした。 (クリックで写真の拡大)ニューヨークのシティグループ・センター(2008年1月15日、AP) Photo) サブプライム関連では181億ドルの評価損を計上し、消費者向けローンの損失に備えて40億ドルの引当金も計上した。 発表を受けシティの株価は7%下落し、時価総額にして約100億ドルが失われた。同日のニューヨーク市場では、米商務省発表が発表した12月の小売売上高が減少していたことも市場心理を悪化させ、ダウ平均は230ドル超下落した。 シティのゲーリー・クリッテンデン最高財務責任者(CFO)はアナリスト向けの電話会見で、同社が米住宅市場は早期に安定化するとは見ていないと述べた。同氏は住宅価格が今年さらに7%下落し、2009年にも7%下落するとの予想を示した。 シティは、今春に発表した1万7千人のリストラとは別に、新たに4,200人の人員削減を行うことも発表した。クリッテンデン氏は今後さらに人員削減を行うと述べている。