(クリックで写真の拡大)米ワシントン州エバレットのボーイング工場で行われた「ボーイング 787 ドリームライナー」1号機の完成記念式典の様子(2007年7月8日、AP Photo) 米航空機製造大手ボーイングは16日、次世代中型機「787」のテスト飛行と納入が最大3カ月遅れると発表した。第1号機の納入は2009年初めにずれ込む。 ボーイングは昨年10月に6カ月の遅延を発表しており、3月末にテスト飛行を開始、08年末までに全日本空輸(ANA)に1号機を納入することを目指していた。新たなスケジュールでは、テスト飛行は6月後半に開始される。 民間航空機部門の社長兼最高経営責任者(CEO)であるスコット・カーソン氏は「当社の信用性は787で試されており、発表通りに納入を行えるかどうかは当社にかかっていることを認識している」と述べている。 カーソン氏によると、今回の延期によって、来年末までに109機を納入するという同社の目標は達成が困難になった。今後数カ月はボーイングの開発状況を分析し、その後、目標をどれだけ引き下げるかを決定するという。ボーイングはこれまで800機以上の787を受注している。