ニンテンドーDS、07年の米ゲーム機販売で首位
米調査会社のNPDグループによると、2007年の米国内ゲーム売上高は前年同期比43%増の179億4千万ドルで、過去最高を記録した。任天堂の「Wii」やマイクロソフトの「Halo 3」が増加を牽引したという。
特に12月の売上高は前年同月比28%増の48億2千万ドルで、単月として過去最高だった。米国ではエネルギー価格の上昇などを背景に、年末の休暇シーズン中も衣類やその他の項目で消費が低調だったが、ゲームは堅調な売上を保った。
ハードウェアの年間売上高は54%増の70億4千万ドル、ソフトウェアは34%増の86億4千万ドルだった。12月単月では、ハードウェアの売上高は17%増の18億3千万ドルで、ソフトウェアの売上高は36%増の23億7千万ドルだった。
NPDのアナリスト、Anita Franzier氏は「ゲーム業界はここ数年でさらにエンターテインメントの主流として一般に受け入れられるようになってきた。今後はさらに成長が見込める」と分析している。
一般に受け入れられるようになった要因としては、Wiiによるところが大きい。Wiiはモーションセンサーを搭載したコントローラを標準装備しており、ボウリングやテニス、剣を使った格闘など様々なゲームを実際に体を動かすことで操作できる。これまでゲームとは遠かった幅広い層を取り込むことに成功した。
一方、2007年で最も販売数が多かったゲーム機はニンテンドーDSで、年間の販売数が850万台、12月単月では250万台だった。Wiiは年間を通じて供給不足が続き、販売数は630万台にとどまっている。
任天堂米国法人のレジー・フィザメイ社長は、今年のWiiの売上が2007年を上回ると予想している。高い需要に対応するために任天堂は昨年4月以来Wiiの増産を2度行っており、現在の生産能力は月間180万台となっている。現在でも入荷後にすぐに売り切れるという状態が続いているが、任天堂は新たな増産の計画を明らかにしていない。
ソフトの年間販売本数トップはマイクロソフトの「Halo 3」で、Xbox 360の販売増にも貢献した。マイクロソフトの広報担当、David Dennis氏は、小売店でXbox 360の品不足が起きていると述べた。同氏によると、マイクロソフトはXbox 360ができるだけ早く店頭に戻るように取り組んでいるという。
ソニーのプレイステーション3(PS3)は12月の販売数が唯一100万台を切った。しかし、同社が100ドルの値下げを行い、ローエンドモデルを立ち上げてからは売上が増加している。12月の販売数は79万7,600台で、2007年の年間販売台数は260万台だった。
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