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バンカメ、ワコビア第4四半期純利益90%以上減益

2008年01月23日 08:33更新 前の記事 次の記事  企業・収益発表一覧
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 22日、米大手銀バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)とワコビアが第4四半期収益発表を行った。両社とも純利益の急減を示したが、それでもシティグループなどとは異なりいくらかの利益が第4四半期にもたらされたことが好感され、株価は上昇した。

 バンカメ第4四半期純利益は2億6,800万ドル、一株利益5セントとなり、前年同期の52億6千万ドル、一株利益1.16ドルから95%の急減を示した。また売上高は前年同期比31%減の126億7千万ドルとなった。

 一方ワコビアの第4四半期純利益は5,100万ドル、一株利益3セントとなり、前年同期の23億ドル、一株利益1.2セントから98%の急減となった。ワコビアの第4四半期の合併費用を除けば、同社は第4四半期に1億6千万ドル、一株利益8セントを稼いだことになるという。
 
 第4四半期収益発表結果は、両社ともにアナリスト予測値を下回るものとなり、世界的な信用収縮の影響が第4四半期も着実に及んでいたことが明らかにされた。

 ワコビアCEOのケン・トンプソン氏は、「資本市場の動乱や信用収縮という外部環境が同社第4四半期純利益の著しい圧縮につながった」と述べている。

 先週には、銀行最大手のシティグループは2007年度第4四半期に181億ドル、証券大手メリルリンチはほぼ100億ドルの損失を計上したと発表している。そのため米FRBは22日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を急遽0.75%利下げして3.5%とすると発表した。

 バンカメCEOのケン・ルイス氏も、第4四半期収益結果について、同氏がCEOに就任して以来最も厳しい四半期となったと述べている。ルイス氏は、米住宅市場の低迷、信用収縮が継続的に続く中にあって、収益を回復させるためにより戦略的にいかなければならないとし、「その国の必要に応じて正しい融資の仕方を見極めなければならない」と述べた。しかしながらルイス氏は、同社の今年度収益に関しては、一株利益4ドルを上回る見込みであると発表した。トムソン・ファイナンシャルアナリストらは、同社2008年度一株利益は4.39ドルとなると予測している。 

 米CreditSightsシニアアナリストのデイヴィッド・ヘンドラー氏は、「第4四半期の米大手銀行の収益発表から、米信用収縮は今年も継続的に続くことが予測される。商用地の不動産価格やクレジットカードによる消費の弱まりが懸念事項だ」と分析している。

 バンカメ株価は22日、1.42ドル(4%)上昇して37.39ドル、一方ワコビア株価は、1.11ドル(3.6%)上昇して31.91ドルとなった。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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