米ゼネラル・モーターズ(GM)は23日、2007年度の世界自動車販売台数が前年比3%増の936万9,524台となったと発表した。対するトヨタの2007年度世界自動車販売台数は同6%増の936万6千台となっており、GMと僅差、自動車市場の企業勢力が徐々に欧米企業からアジア企業に遷移していることを物語る日米二大企業の世界販売台数結果となった。 米トヨタ株価は1990年以来倍増している。1990年当時は米自動車市場の7.5%、販売台数約100万台だったのに比べ、2007年度には米自動車市場の16%、販売台数260万台まで増加を示した。 GMは2007年度、なんとか世界首位の座を保つことができたが、同社の米自動車市場シェアはトヨタとは逆に1990年当時の35%から2007年度には24%と減少傾向を示している。GMの昨年度米国内販売台数は380万台となっている。 米グローバルインサイトアナリストのAaron Bragman氏も、GMとトヨタの新興市場での成長率はほぼ同程度であるが、北米市場ではGMの成長率減少が見られていると分析している。 GM会長兼CEOのリック・ワゴナー氏は、「新興市場での成長や、高品質な自動車、マーケティング戦略により、同社は昨年度も世界首位を保つことができた」と述べている。 今後の自動車販売台数の変動は、中国、ロシア、ブラジルなど新興市場の中産階級の消費者に対しどれくらい販売できるかにかかってくると見られる。 トヨタは海外新規工場設立を行い、2008年度には年間販売台数985万台を目指している一方、GMは2008年度の具体的な販売台数目標は明らかにしていない。 GM株価は23日、2.05ドル(8.67%)上昇して25.70ドル、米トヨタ株価は2.34ドル(2.41%)上昇して99.25ドルとなった。