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値上がり銘柄数1500超と全面高、平均株価は367円高と3日続伸=東京株式市場・25日前場

2008年01月25日 11:57更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・東京株式市場一覧
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 25日前場の東京株式市場は全面高に3日続伸。米国株高、為替相場の円安基調を背景に寄り付きから買いが先行。一時、伸び悩んだものの、引けにかけ上げ幅を拡大した。「外国人は朝方から銀行、機械、ゲーム株を買っている。鉄鋼、電機、自動車株にも買い戻しが入った。中盤にはオイルマネーが流入したとの観測がある」(外資系証券)との声も聞かれた。また、「債券先物買い・株先売りの巻き戻しが加速している」(準大手証券)との指摘もあった。寄り付き前の外国証券経由売買動向は買い越し。平均株価は、午前10時56分には、1万3471円09銭(前日比378円31銭高)まで上昇。前引けは、前日比367円05銭高の1万3459円83銭となった。

 市場では、「きょうの連騰は元に戻る力が働いているだけ。225構成銘柄ベースの今期予想1株利益は限りなく1000円に近づく。来期1割減益となっても900円だ。PERはおおむね15〜20倍を往来しており、仮に下限値換算でも平均株価は1万3500円(来期)の水準。売られ過ぎにようやく気づいたのではないか。ただ、市場の目は決算発表に移っており、今後、銘柄のふるい落としが始まるだろう」(銀行系証券)との声が聞かれた。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1542、値下がり144。出来高は11億6911万株。売買代金は1兆3222億円。東京外国為替市場では、1ドル=107円台前半(前日終値は106円37銭)で取引されている。

 東証の業種別株価指数で全33業種が値上がり。ブリヂス<5108.T>、浜ゴム<5101.T>、洋ゴム<5105.T>がそろって3日続伸とゴム株が値上がり率トップ。原油価格の反発を受け石油・鉱業株も高い。新日石<5001.T>、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>が3日続伸。AOCHD<5017.T>は急騰した。決算発表期待に買われた日立建機<6305.T>のほかコマツ<6301.T>など、機械株へも旺盛な物色が向かった。

 金融株も買われた。銀行株では、みずほコーポレート銀行がインド最大手銀行と提携と報じられたみずほ<8411.T>をはじめ、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>のメガバンクがそろって3日続伸。野村<8604.T>、大和証G<8601.T>など証券株や、アイフル<8515.T>、武富士<8564.T>などその他金融株も値上がり率上位となった。

 為替相場の円安基調を受け外需株も物色された。自動車株では、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>のほか、08年の四輪車の世界販売台数を07年比7%増の255万台と発表したスズキ<7269.T>が3日続伸。日産自<7201.T>は反発した。ハイテク株も堅調。24日に液晶テレビ新製品を発表したシャープ<6753.T>が3日続伸。ソニー<6758.T>は続伸、松電産<6752.T>は反発。日立<6501.T>も3日続伸し、東芝<6502.T>は反発。キヤノン<7751.T>も3日続伸。業績下方修正を受け24日は大幅安となったアドバンテス<6857.T>も急反発した。商社株も買われた。台湾で発電事業に参入と伝えられた丸紅<8002.T>のほか、伊藤忠<8001.T>、三井物<8031.T>、三菱商<8058.T>、住友商<8053.T>が3日続伸。

 07年4〜12月期の大幅増益が伝えられた海運株のほか、鉄鋼株も堅調。海運株では郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽<9107.T>が3日続伸。鉄鋼株でも新日鉄<5401.T>、住金<5405.T>、JFE<5411.T>がそろって3日続伸した。

 個別では、07年12月期の連結経常45%増と観測されたカーボン<5302.T>、石炭火力発電用タービンの生産能力を倍増する菱重工<7011.T>が3日続伸。今08年3月期連結営業利益予想を前期比倍増の4600億円とした任天堂<7974.OS> が主力の大証1部で反発。4〜12月期の連結営業利益が前年同期比16%増の570億円程度で過去最高と報じられた日電産<6594.OS> も主力の大証1部で3日続伸。ほかには、アドバネクス<5998.T>、鋳鉄管<5612.T>、シルバーOX<8024.T>、チタン工<4098.T>、中国工<5974.T>などが東証1部値上がり率上位に浮上した。

 半面、田崎真珠<7968.T>が連日の上場来安値更新。前07年10月期の有価証券報告書に継続企業の前提に関する疑義が生じたことを注記すると23日に発表。ストップ安となった前日に続き売りが続いている。ゴールドマン証が強い買い推奨リストから削除した日立化<4217.T>や、今11月期連結で40%経常減益見通しの津田駒<6217.T>、人材派遣子会社パソナの11月中間が28%経常減益となったパソナ<2168.T>が値下がり率上位。ほかには、NECリース<8793.T>、ケミファ<4539.T>、横河ブHD<5911.T>などが値下がり率上位に名を連ねた。

[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:株式新聞社

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