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仏ソシエテのトレーダー、本格捜査へ

2008年01月29日 13:46更新 前の記事 次の記事  一般・不祥事一覧
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 仏銀大手ソシエテ・ジェネラル(SG)のトレーダーが不正取引によって数十億ドルに及ぶ巨額の損失を出した問題で、捜査当局は28日、ジェローム・ケルビエル氏に対して背任などの容疑で本格捜査を開始した。同容疑者の弁護士が明らかにした。

 一方、同容疑者は26日から拘束されていたが、一時的に保釈された。同容疑者の所在は明らかにされていないが、フランス国内にとどまることを命じられ、同容疑者が在籍した支店を除くSGの行員と会話することを禁じられている。

 SGと捜査当局は、ケルビエル容疑者が不正取引によって利益を受けていなかった模様だと述べているが、同容疑者は7年の禁固刑と巨額の罰金を課せられる可能性がある。

 SGが先週、損失が48億2千万ユーロ(約7,500億円)に及ぶ「大規模な不正行為」を発表した際、銀行界には衝撃が走った。同銀はサブプライム関連で大幅な損失を出していたが、この問題によって影が薄れた。

 SGの巨額損失問題に関しては、監査役がインサイダー取引を行っていた疑惑があり、また同銀がケルビエル容疑者の取引に関して警告を受けていたにもかかわらず不正に気付かなかったことへの疑問が高まっている。

 捜査当局は、ケルビエル容疑者が単独で不正取引を行い、不正取引は2005年の後半から始まったとしている。当局によると、同容疑者の取引に対してはいくつかの警告があったが、同容疑者は虚偽の回答を行ったという。11月には、ドイツ取引所傘下の先物・オプション取引所であるユーレックスがケルビエル容疑者のポジションについて警告したが、同容疑者は不正の発覚を免れたという。

 SG株主グループの弁護士は同日、インサイダー取引の可能性について調査を求めて告訴を行ったことを明らかにした。

 フランスの金融市場監視当局は同日、同行監査役のロバート・デイ氏が8,575万ユーロ(約135億円)相当の株式を1月9日に売却したことを明らかにしている。これは、不正取引についての発表の2週間前だった。デイ氏に関連のある二つの財団も総計959万ユーロ相当の株式を1日後に売却している。デイ氏の広報官はどのような捜査にも応じるとし、「この売却に関してどのような内部情報も使われていない」と述べている。


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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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