[FINAMレポート28日付]ゴーリキー自動車(GAZA)、3月にGAZ Siberの生産開始
海外メーカーの設計に基づく現代的な自動車生産によって、ゴーリキー自動車グループは最も人気のある大衆自動車部門に参入する。同部門では海外の自動車メーカーと優位に競争することができるだろう。
ビジネス日刊紙「ヴェドモスティ(Vedomosti)」のインタビューでゴーリキー自動車グループの自動車事業部長Leonid Dolgovは、新モデルGAZ Siberの生産に関する詳細を発表した。同モデルは、Chrysler Sebringを基に製造される。2008年は約2万台の生産を計画している。生産開始予定日は3月28日となっているが、最初の500台は市場で販売されず、従業員の訓練用車や社用車として使用される。市場での販売予定は、7月となっている。資金回収期間は5、6年を見込む。
FINAMは、同ニュースを肯定的に評価する。GAZ Siberは、力強いエンジン、エアコン、エアバック、最新のオーディオシステムなどを備えており、消費者のニーズに合った商品になると考えられる。これにより、同社は急成長する大衆車市場への参入が可能となり、ロシアでの製造を開始した海外メーカーとの競争ができるようになる。自動車の価格は、他社より少し低い18,000ドルから25,000ドルになるだろう。同社はすでに新モデルを販売するディーラー60社を決定した。
同計画の欠点は、ほとんど全ての部品をアメリカから調達する必要があることだとFINAMは考える。第一に、部品価格が供給会社によって決定されること。第二に、アメリカからの部品輸送代金が高くつくこと。FINAMは、ゴーリキー自動車グループが今後ロシアで部品供給会社を探し、自社独自の部品生産部門を発展させる必要があると考える。この結果、計画の収益率が上昇する。
FINAMの計算によると、同社普通株1株の目標適正株価は201.85ドル(成長可能性26.6%)。評価は「買い」。
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