3日に行われたセルビア大統領選挙の決選投票の即日開票の結果、新欧米派の現職ボリス・タディッチ大統領が民族主義政党急進党のトミスラフ・ニコリッチ党首代行を僅差で破り、再選を果たした。 セルビア選挙委員会によると、タディッチ氏の得票率は51%、ニコリッチ党首代行の得票率は47%となったという。タディッチ氏は再選を受け、「セルビア国民が民主主義を求めていることがわかった」と述べつつ、ニコリッチ党首も多くの票を獲得したことを賞賛した。 開票結果により、セルビア国民の大部分が新欧米派のまま改革を実効していき、EUと親密な関係を築きたいと願っていることがわかった。またニコリッチ党首代行が大統領選挙に敗北したことで、セルビアが反欧米路線に走ることは避けられたと見られる。タディッチ氏、ニコリッチ氏双方ともにコソボ自治区の独立には反対を示しているが、タディッチ氏は武力の行使を行わず、EUや米国と親密な関係を築いて行く路線を強調している。