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5日のロシア市場、米国の景況感悪化を受け反落

2008年02月06日 13:52更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・ロシア市場一覧
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ロシア株式市場は反落、米国の景況感悪化を受け下落

 5日のロシア株式市場は、反落した。寄付き後MICEX指数は、昨日に続き1月25日の戻り高値(1711.53)をうかがう展開となり、1710.48まで上昇した。しかしその後は上値の重さを確認して下落に転じた。引け際に発表となった米国の非製造業景況指数が市場予想を下回った上、好不況の境目の50を大きく割り込んだことで景気後退懸念が高まり、一段安となって取引を終えた。MICEX指数の終値は2.71%安の1632.37、RTS指数の終値は2.29%安の1966.73。

 個別ではロシア統一電力システム(EESR)の解体案に反対した株主から昨年買い取った1020億ルーブル(約4424億円)相当の金庫株は今年7月の同社解体まで売出さないと消息筋が語った、とインターファックス通信が伝えた。潜在的な売り材料が薄れたことで前日比1.50%高と主要銘柄では唯一の値上がりとなった。

 第3卸売電力(OGKC)は大株主のノリリスク・ニッケル(GMKN)が持ち株を売却する際、一株当たり4.54ルーブル以下では売却しないとの思惑が広がり同1.51%高の3.284ルーブルで取引を終えた。一時上昇幅は12.6%に達した。ノリリスク・ニッケル取締役会はアルミ大手ルサール(非上場)に対する買収防衛策を講じる目的から自社株買いを検討しており、その資金を電力子会社株売却によって賄うとしている、との観測もある。


米国株は続落 非製造業景況指数が悪化し、景気後退懸念が広がる

 米国株式市場は、続落した。1月のISM非製造業景況指数が2001年の同時テロ以来の最低水準となり、景気後退懸念が拡大。特に景気敏感な素材、金融株への売りが膨らんだ。また格付け会社フィッチが、金融保障会社(モノライン)大手MBIAの保険財務力格付けを最上位「AAA」から引き下げ方向で見直すと発表し、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、モノラインが格下げされれば銀行の信用格付けの引き下げにつながる可能性があると指摘したことも信用不安を再燃させた。ダウ工業株平均は前日比2.93%下落して取引を終えた。

 債券市場では非製造業景況指数の悪化に加え、リッチモンド連銀総裁は米経済が緩やかな景気後退に陥る可能性がある、と語り米連邦準備制度理事会(FRB)幹部として初めて景気後退入りに言及したことで追加利下げ観測が強まり、資金が流入、利回りが低下した。

 為替市場では1月のユーロ圏非製造業景況指数が大幅低下したことで、ユーロ圏の景気悪化懸念が高まり、ユーロは対ドルでほぼ2カ月ぶりの大幅安となった。


ニューヨーク原油は下落、米景気後退観測が強まり大幅下落

 ニューヨーク原油先物は下落した。1月の米非製造業景況指数が好不況の境目である50を大きく割り込んだで、景気後退とそれに伴う需要減少を懸念し、商品相場全般に大幅安となった。1バレル=88ドル台で取引を終えている。

 金先物は米ドルが対ユーロで上昇したことで代替投資先としての魅力が薄れ、約2週間ぶりの安値に下落した。


※この記事は、日本初のロシア株専門証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。
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