ホーム > ロシア経済 > ロシア > レポート > [FINAMレポート5日付]ノリリスク・ニッケル(GMKN)、すべては株価上昇のため

[FINAMレポート5日付]ノリリスク・ニッケル(GMKN)、すべては株価上昇のため

2008年02月07日 14:01更新 前の記事 次の記事  ロシア経済・レポート一覧
記事を印刷する 記事をメールで送信する
ソーシャルブックマークに登録:Yahoo!ブックマークに登録Choixに投稿はてなに投稿BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマークlivedoorクリップに投稿CoRichに投稿

 主に、2008年ロンドン証券取引所でのSPOと市場での自社株買戻しを決定したノリリスク・ニッケルの取締役会の内容は、ノリリスク・ニッケル株に対する投資家の関心を集め、同社株に良い影響を与えるとみられる。また、この内容は、RUSAL側が持ちかける敵対的買収から同社を守ることになるだろう。

 2月4日、ノリリスク・ニッケルの取締役会で株価を上昇させる一連の手段が可決された。その中には、非中核事業であるエネルギー資産売却、2008年ロンドン証券取引所でのSPO実施、預託証券の分割が含まれる。特に、取締役会では、第5卸売電力(RTS:OGKE)の株式の1.7%をEnelに約1億600万ドルで売却することを決定した。そのほか、取締役会では、最高経営責任者に対し、ストックオプション報酬制度を導入する目的で自社株買戻しの計画作成を委任した。

 SPOに関して、最高経営責任者のモロゾフ氏は、ノリリスク・ニッケルの預託証券の流動性を高め、株主の枠を広げ、国際的な企業価値を高めるだろうと述べ、また、ADRとGDR、どちらの預託証券になるかを明らかにするには、時期尚早であると付け加えた。取締役会で承認された預託証券の分割は、現在の割合である1:1に対して1:10になるとみられる。同決定も、預託証券の流動性を高め、株主の枠を広げる方向に向かっている。また、取締役会では、経営陣に対して自社株買戻しの好機を見計らうように求めた。この問題は、株主にできるだけ多くの利益をもたらすという観点から検討されなければならない。近いうちにこうした提案に対する準備ができると思われるが、最高経営責任者は、自社株買戻しの規模については言及を避けた。

 こうした動きは、敵対的買収を狙うRUSALに対する防衛策であると思われる。何故ならば、RUSALが既にOneksimグループオーナーのProhorov氏からノリリスク・ニッケル株の25%+1株を購入する取引を行い、当局の許可を得た後、数週間で完了する可能性が高いため。

 預託証券の分割と自社株の買戻しは、投資家のノリリスク・ニッケル株への関心を高め、株価に好影響を与えるだろうとFINAMは考える。

 FINAMでは、ノリリスク・ニッケルの適正株価を市場価格より14%高い309ドルと計算。評価は「中立」。(提供:ARUJI GATE証券株式会社)


※この記事は、日本初のロシア株専門証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。
日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/




○投票 ×投票
Powered by newsing

最新記事ロシア経済最新記事

PR 

この記事のトラックバック(0)

  • この記事のトラックバックURL(承認制のため、掲載されるまでしばらく時間がかかります。) :
求人検索サービス提供中
Webサービス
arr [リリース掲載・配信] 900媒体以上へリリース配信
arr [ネットショップ] 0円から開業の安心ネットショップ
arr [ホームページ制作] 見積無料、中小企業のHP制作
arr [テンプレート] 美しいHPテンプレートの格安販売
メールマガジン配信中
人気TOP10ニュース
 
track feed なかのひと