8日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比64ドル87セント安の1万2,182ドル13セントで終えた。値ごろ感からの買い戻しがあったものの、不動産担保証券会社の経営への不安や米景気後退懸念が強まり、もみ合った。一方、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同11.82ポイント高の2,304.85で終えた。 金融機関の信用保証コストの上昇により、損失を抱えた信用デリバティブ関連の仕組み商品の清算が行われる、との憶測が市場に生じて、金融株を中心に売られた。アメリカン・エクスプレスやJPモルガン・チェースなどが大きく下がった。 また原油価格や食料品価格の高騰が小売り市場に影響した。 ハイテク株関連会社の好調にナスダックは支えられた。オンライン小売会社のアマゾンは10億ドルの自社株買戻し計画を発表し、前日比2.59ドル高の73.50ドルで終えた。またソフトウェア会社のマカフィーは予想を上回る第4四半期決算を発表し、前日比2.92ドル高の34.65ドルで終えている。 ニューヨーク商業取引所(NYME)の原油先物取引は前日比3.66ドル高の1バレル91.77ドルで終えた。