欧州銀大手のUBSは14日、2007年10-12月期の損失が112億8千万ドル(約1兆2,200億円)に達したことを明らかにした。UBSはまだサブプライムローン市場に関連する金融商品275億9千万ドルを抱えていることから、2008年度もさらなる損失を計上することが懸念されている。 スイス最大手銀であるUBSの2007年度は初の通期最終赤字計上を記録することとなった。 第4四半期の損益は同社当初予測値と同程度であったが、2006年度の純利益34億ドルから比べれば大幅な減益となった。また2007年度通期の最終損益は39億7千万ドル(約4,300億円)の赤字となった。 同社CEOのマルセル・ローナー氏は、「昨年度は当社史上最も困難な年であった。当社の大部分の事業は堅調に収益を生み出しているが、米住宅市場の低迷によるサブプライム関連商品の評価損の影響が深刻であった」と述べた。 今後サブプライム関連投資で巨額の損失を計上した投資銀行部門について、統合・整理を行っていくという。