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[FINAMレポート18日付]ウラル通信情報(URSI)、S&Pが格下げか

2008年02月19日 23:04更新 前の記事 次の記事  ロシア経済・レポート一覧
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 アメリカのサブプライム問題がロシア株式証券市場にも影響した結果、ウラル通信情報は厳しい局面に立たされている。こうした状況下、多くの地域間通信会社が軒並み収益率を下げ、成長率も下降する可能性がある。しかし、状況を客観的に判断するには、もう少し時間がかかると思われる。現在のところ、FINAMは、同社に対する予測を変更しない予定。ウラル通信情報は、融資を取り付けることができるだろう。

 2月15日付の報道によると、ウラル通信情報は、同社が提示する条件で融資を行ってくれる銀行が現れなかったため、15億ルーブル(約6100万ドル)の融資が受けられないでいる。この報道が流れて間もなく、国際格付け機関のStandard&Poor'sは、同社の長期信用格付けを格下げ方向で格付け見直しリストに加えた。

 1月29日に、同社競争会社のシビリテレコムが、3年間で10億ルーブル(4000万ドル)、年利10.2%のクレジットラインにズベルバンクが応じたことを公表した。その際、FINAMでは今回の年利が同社の以前の借入れより2%ほど高いとコメント。

 上記のことから、ロシア貸付市場における流動性が悪化し、多くの地域間通信会社に影響を与えるだろう。融資が十分に受けられないという問題は、まず、地域間通信会社の中でも負債/EBITDA倍率の高い南テレコム(KUBN)、ウラル通信情報、シビリテレコム(ENCO)に係わってくるだろう。

 現在の段階では、金融市場での状況がどれだけ悪化するかを予測することは難しいが、多くの地域間通信会社の2008年前半の業績における純利益率が融資コストの上昇によって下がる可能性がある。

 しかし、投資家の各企業の基礎的要素に対する評価は変わらないだろう。各企業の財務的指数が改善する要素はあり、金融市場における問題の影響は限定的であろう。FINAMは、ウラル通信情報の優先・普通株式に対する評価は「買い」。目標適正価格は優先株式0.040ドル。普通株式は0.064ドル。


ARUJI GATE
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