中国:2008年広告市場規模、上昇トレンドが続く
2007年、ACニールセンが観測している中国三大主要メディア―テレビ、新聞、雑誌での広告規模は4415億元(約6兆6373億7850万円)に及び、2006年より15%増加、上昇傾向を維持している模様。
テレビメディアでの広告が、中国メディア業界で最も多く、2007年の各メディア広告総額の82%を占め、前年同期比16ポイント上昇したという。また、新聞と雑誌での広告額は、それぞれ総額の16%と2%を占める。
テレビメディアの主導的地位は揺るがないが、新聞と雑誌も前年の規模を超え拡大、成長しており、2007年新聞と雑誌の広告収益は、前年同期比それぞれ7%と19%増加している。
広告利用における投資額を業界別に見れば、2007年は薬品・健康用品、化粧品、飲料の広告投資が、広告市場の上位三位となり、三業界における広告投資は、中国広告市場投資総額のおよそ半分を占めるという。
一方で、事務用品、タバコなどの広告投資は2006年の投資規模より縮小となった模様。また、2007年は中国レジャー業界の広告投資が2006年の1.2倍に成長、急増した。
ACニールセンはまた、2007年度の中国インターネット広告市場規模データを発表し、2007年通年のインターネット広告市場規模は93億4000万元に達した、と報告している。
さらに、四半期毎の市場規模は、第1四半期16億8000万元(約252億5700万円)、第2四半期22億9000万元(約344億2700万円)、第3四半期26億1000万元(約392億3800万円)と第4四半期27億6000万元(約414億9300万円)に及び、持続的に増加している模様。
また、2007年通年のインターネット広告のうち、投資規模上位五大業界は、自動車(市場規模の22.0%以下同)、コンピューターと電子製品(20.0%)、FMCG(9.7%)、金融・経済(8.6%)、娯楽・エンターテイメント(同8.6%)となり、合計で広告投資総額の68.9%に相当する。
ACニールセンは、「北京五輪の影響もあり、2008年の中国インターネット広告市場規模はこの三年間の成長ペースを保ち、50%以上増加となる140―150億元(約2104億7180万―2255億550万円)にのぼる」と予測した。
FMCG・・・fast moving consumer goods の略。日用消費財。

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