インド人の給与上昇率、世界一
【ニューデリー】インド人の給与の伸び率は今年、世界一となるという予測が発表された。人事コンサルティング大手ヒューイット・アソシエイツの調査によると、2008年のインドの給与増加率は、昨年の15.1%を上回り、15.2%になるという。
中でも上昇率が高い分野は、不動産、エネルギー、小売、テレコム、銀行、金融、会計、コンサルティング、法律など。もともと上昇率が高い不動産分野は、前年の25.2%に対して25.0%と、わずかながら低下する見込み。テレコム分野は、前年の17.2%に対して17.6%となる見込みだ。
2007年は、インド国内企業の給与増加率は15.5%で、外資系企業の14.7%を上回った。今年もこの傾向は変わらず、国内企業は15.5%、外資系企業は14.9%となると予想されている。
ヒューイット・アソシエイツの報酬コンサルティング部門、サンディープ・チョードリー氏は、「経済成長を維持するために、インド国内では才能の発掘の競争が激しくなっている」と語る。
しかし、現在の激しい給与上昇率も、2012年までには、9から10%に落ち着くという見方もある。チョードリー氏は「今後4年間で初任給が増え、それによって年間上昇率が安定にむかう可能性が高い」としている。
2008年の各国の給与増加率は、中国が8.7%、フィリピンが8.4%、韓国が6.7%、シンガポールが5.0%と予想されている。
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