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[FINAMレポート20日付]ノリリスク・ニッケル(GMKN)、ガズメタルと合併する可能性あり

2008年02月21日 23:35更新 前の記事 次の記事  ロシア経済・レポート一覧
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 ロシア非鉄大手ノリリスク・ニッケル取締役会が、ガズメタル(Usmanov氏が保有)との合併の可能性を検討していることが明らかとなった。同合併は双方にとって有利なものになるだろう。何故なら、前者は新たな鉄鉱供給先を獲得し、製品の多様化ができる。後者は独自のIPOが不要となる。しかし、FINAMでは、両社の合併による相乗効果が大きいとは考えていない。また、ルサールとの合併を視野にいれたノリリスク・ニッケルが企業価値を高めるために、同合併に関する情報を市場で流布した可能性もあると見ている。

 2月19日、ノリリスク・ニッケル取締役会は、Dresdner Kleinwort投資銀行が提案したMetalloinvest(Metalloinvestはガズメタル資産を運営している)との合併を検討したことが明らかになった。これは、インテルロス最高責任者兼ノリリスク・ニッケル取締役会会長Klishass氏が公表した。同氏によると、ノリリスク・ニッケル取締役会は、同合併に関する審議を経営陣に委託した。今のところ、合併のメリットや相乗効果について評価が行われている。

 市場関係者によると、同合併を提案したのは、Alisher Usmanov氏(ガズメタルの主要株主)である。銀行筋によると、ガズメタルはM&Aの件でDresdner Kleinwort投資銀行の助言を受けていた。同銀行との相談の結果、ガズメタルは合併提案を提示したものと見られる。

 ガズメタルに関する参考情報:
CJSC ガズメタルは鉄鉱・製鉄事業の統合を2006に完了した。Metalloinvestが同社の運営を行っている。同社はロシア鉄鉱最大手で、LebedinskyおよびMikhailovsky採鉱コンビナートの他、Oskolsky電気冶金コンビナートを所有。Usmanov氏のほか、Vasily Anisimov氏およびAndrey Skoch氏がガズメタルのオーナーとされる。
 
 FINAMは、同合併は両社にとって有利になるだろうと考える。何故なら、ノリリスク・ニッケルは新たな鉄鉱供給先を獲得し、製品の多様化ができる。ガズメタルは独自のIPOが不要となる。しかし、取引条件やUsmanov氏がガズメタル価値をどのように評価するかによって状況は大きく左右されるだろう。FINAMは、同合併による大きな相乗効果は期待できないと考える。また、ルサールとの合併を視野にいれたノリリスク・ニッケルが企業価値を高めるために、同合併に関する情報を市場で流布した可能性もあると見ている。

 FINAMの計算によるノリリスク・ニッケル株の目標価格は現市場価格を僅かに上回る309ドル。


ARUJI GATE
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