春季大雪、2008年の旅行業への影響は微少
専門家の分析によると、今年の春節の大雪は、春節期間中の旅行業に大きな影響を与えたが、通年の旅行業情勢から見ると、影響が小さいとの調査結果がまとまった。
「2008年 春節の旅行統計報告」によれば、今年の春節期間中、全国31の省・自治区・直轄市の観光客人数は延べ8737万人で、前年同期比5.2%減少した。旅行収入は393億元(約5947億9764万円)に及び、前年同期より6.2%減少した。
観光客8737万名のうち、1泊以上の観光客は延べ1995万人で、日帰り旅行者は延べ6842万人。
北京、天津、承徳、秦皇島、瀋陽、大連、長春、吉林、ハルビン、上海、南京、無錫、蘇州、杭州、寧波、黄山、厦門、南昌、瑞金、青島、洛陽、武漢、長沙、張家界、韶山、広州、深セン、桂林、海口、三亜、重慶、成都、広安、貴陽、遵義、昆明、西安、延安、銀川など全国39ヵ所の重点観光都市の観光客人数は延べ3787万人。そのうち、1泊以上の観光客は794万人で、日帰り旅行者は延べ2989万人にのぼった。
旅行収入393億元収入のうち、民用航空の旅客輸送収入は30億1000万元(約455億5575万円)。39ヵ所重点観光都市の収入は183億元(約2769億6684万円)で、他の観光都市と観光区の旅行収入は180億元(約2724億2640万円)となった。これは2000年から、春節期間中の旅行業で、初めての減速と見られている。
しかし三亜、海口、長春、ハルビンなど、春節期間中の伝統的な人気観光都市は、雪災害に見舞われず、旅行業情況は依然として好調な発展を維持した。
そのうち、三亜市の観光客人数は延べ30万6900人で、前年同期比5.25%の増加。1泊以上の観光客は延べ25万3500人で、同期比5.19%増加した。旅行収入は初めて10億元突破の10億5900万元(約160億2775万円)に達し、同期比21%増加した。
雪災害は春節期間中の旅行収入を引き下げた主因だと見られているが、2008年春節休日の調整とメーデーのゴールデンウィークが政策により取り消されたことも、ある程度のマイナス影響をもたらしたと見られている。
今年の春節休日は、例年の旧暦1月1日―7日から、12月30日―1月6日に調整された。中国の家庭は12月30日の家族団円を基本としており、旅行に出かけた人は少ない。このため、大部分の人にとって、実際の旅行可能期間は例年の七日から六日に縮小した。
また、メーデーのゴールデンウィークが取り消されたため、多くの人が外国旅行の計画を春節期間中に変更し、春節期間中の国内旅行市場にマイナス影響を与えたと見られている。
今年の春節期間中の旅行業収入減少が、通年の旅行業に与える影響は小さいと見られている。
分析によれば、この数年間、春節期間中の旅行収入が、通年の旅行収入に占める比重はわずか4.1%。今年の春節期間中の旅行業収入が同期比6.2%を減少しても、通年の旅行業への影響度はわずか0.25%ほどだという。
政府の支持、交通情況の改善及び住民の休日増加などにより、今年、中国の旅行業は発展の最盛期を迎えると予測されている。特に北京オリンピックの牽引もあり、今後3―5年の旅行業平均増え幅は18%―20%の達成が可能と見込まれている。

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