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米ゲームソフト大手EA、同業のテイク・ツーに20億ドルの買収提案

2008年02月25日 11:38更新 前の記事 次の記事  テクノロジー・買収一覧
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 米ゲームソフト大手エレクトロニック・アーツ(Electronic Arts:EA)は24日、同業の米テイク・ツー・インタラクティブ・ソフトウェア(Take-Two Interactive Software)に対して約20億ドルの買収提案を行うと発表した。

 EAはここ2週間で2度の買収提案を行っていたが、いずれもテイク・ツー取締役会に拒否されていたため、株主の注目を集めるために買収提案の公開に踏み切ったという。EAによると、今月初めに1株当たり25ドルの買収提案を行い、19日には1株当たり26ドルに条件を引き上げていた。

 1株26ドルの条件は、EAが買収提案を行う前の最後の通常取引日である2月15日のテイク・ツー株終値(15.83ドル)に64%のプレミアムを上乗せしたもの。

 EAのジョン・リッチティエッロ最高経営責任者(CEO)は、「当社が今日行った買収提案以上の高いプレミアムを支払う企業が今後現れる可能性は低い」とコメントしている。

 テイク・ツーはEAの買収案について、EAのソフト「Grand Theft Auto IV」の発売が近づいている(発売予定は4月29日)ことを利用したものだとしている。テイク・ツーのストラウス・ゼルニック会長は同日、声明の中で「エレクトロニック・アーツの提案は当社の株主に十分な価値を提供するものではなく、決定的に不適切な時期に行われている」と述べている。同氏によると、EAはGrand Theft Auto IVの発売後に交渉を再開するという提案を拒絶したという。

 テイク・ツーは昨春、低調な業績と会計問題、同社ソフトの暴力・性的な内容を巡る議論などから経営陣の大半が退任していた。

 複数の元取締役が昨年、ストックオプションのバックデートに関連した業務記録の偽造について罪状を認めている。また、同社の「マンハント2(Manhunt 2)」は英国の映像審査機関BBFCから審査を拒否され、事実上の発売禁止状態となった。米国ではゲームのレーティングを行う審査機構のESRBから成人限定(AO)のレーティングを受けた。

 EAは「Madden NFL」や「FIFA Soccer」などの人気ソフトを手掛けている。同社はこのところ製品ラインアップの拡充に努めており、1月にはアクション、アドベンチャー、ロールプレイングゲームなどで有名なゲーム開発会社バイオウェア(BioWare)とパンデミック・スタジオ(Pandemic Studios)を8億6千万ドルで買収している。


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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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