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[FINAMレポート22日付]第9地域電力(TGKI)、IESが少数株主へ同社株買取提案を実施

2008年02月25日 15:29更新 前の記事 次の記事  ロシア経済・レポート一覧
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 ロシアのIES(Integrated Energy Systems、統合エネルギーシステム)が、第9地域電力の少数株主に対して近日中に同社株の買取提案を行なう予定。提示価格は、現在の市場価格を6.6%以上上回ると予想される。もし、株主が買取提案を受け入れて株式を売却した場合、口座に代金が振り込まれるのは3、4ヵ月後になるだろう。同株式が市場で過小評価されている事実を考慮すると、買取提案の受け入れは経済合理性に欠けるとFINAMは考える。

 IESは、第9地域電力少数株主に対する株式買取提案の実施にあたり、連邦金融市場局に申請を提出。買取価格については明らかにされていないが、IESは第9地域電力の追加発行株式及び国家保有分を1株あたり0.00801ルーブル(0.00033ドル)で購入した。同社は、この価格或はそれ以上で買取価格を設定しなければならない。IESでは、第9地域電力株34%を購入する準備が整っている。もし、少数株主全員が提案に承諾した場合、IESの第9地域電力における持ち分は95%まで拡大する。その場合、残りの5%を強制買取することが可能となる。連邦反独占局による許可は取得済みである。

 FINAMは、第9地域電力取締役会がIESによる同社追加発行株の買取提案を認める決定を受理したことについての記事を1月29日に掲載した(1月30日付FINAMレポート)。その中で、1株あたり0.00801ルーブルでの買取提案になるとの予想を立てた。その後、同社株価が5.6%上昇した。予想買取価格が現在の株価より6.6%だけ高い水準であること、または株主が買取提案を受け入れて株式を売却した場合、口座に代金が振り込まれるのは3、4ヵ月後になることを考慮にいれる必要がある。FINAMは、提案の受け入れは経済合理性に欠けると考える。同株式が市場で過小評価されている事実を考慮して、今後市場で売るか、そのまま保持した方が得策と言えよう。IESによる買取価格が0.00801ルーブルを上回る可能性は極めて低いとFINAMは予想。

 FINAMは、第9地域電力に対する評価は「買い」、目標株価は0.00037ドル/株。


ARUJI GATE
※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。
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