露ノヴァテク(NVTK)、8億ドルの融資を調達
ロシア天然ガス大手ノヴァテクは、ロシアの石油・ガス関連企業の中でもっとも効果的な経営をしている企業であるが、国営企業であるロスネフチよりも高い金利の借入条件を提示されている。国家に依存しない独立系民間企業であるため、良い条件で融資を受けることは難しい。
ノヴァテクは、8億ドルの融資を調達しようとしている。融資元はBNP Paribas、City、カリヨン、SMBCである。同社が取り付けた借入条件は、最初の18ヶ月がLIBOR+1.25%でそれ以降はLIBOR+1.5%である。
一方、ロスネフチは130億ドル・90億ドルをそれぞれ12ヶ月・18ヶ月で調達し、その際の金利はLIBOR+0.25%・0.5%である。
コメルサント紙の報道によると、ノヴァテクは投資事業のための資金を必要としている。2008―2010年、同社は8億2900万ドルの資金を新産地開発へ投入予定。
ノヴァテクの時価総額は、約160億ドルであり、現時点での借入総額は1億ドルのみ。一方で、国営企業のロスネフチの時価総額は1000億ドルであり、借入総額は278億ドルとされている。銀行の観点から考えるとロスネフチよりもノヴァテクに対する貸出がより合理的である。しかし、完全に民間企業であるノヴァテクよりも、国の保証がある国営企業の方が優先されてしまう。

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