26日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均は前日比114ドル70セント高の1万2,684ドル92セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は17.51ポイント高の2,344.99で取引を終えた。 IBMが150億ドルの自社株買い戻しを承認したことを受け、買いが優勢になり、ダウ平均は1日以来の約4週間ぶりの高値となった。米景気後退が懸念される中、IBM自社株買い戻し報道により、米企業の堅調ぶりが示され、投資家の期待を高まらせた。ダウ工業株30種構成銘柄でもあるIBMは、自社株買い戻しで同社2008年度収益が上方修正されるという。 IBMの株価上昇を受け、ヒューレット・パッカード(HP)やインテルなどの米ハイテク株も上昇を示した。 一方で26日は、1月卸売物価指数が予測以上の上昇を示し、米経済がスタグフレーションになる懸念も高まらせた。また米カンファレンスボード発表の消費者信頼感指数は2月に75.0となり、1月の87.3から著しく減少を示した。そのような中米連邦準備理事会(FRB)コーン副議長がさらなる利下げを行うとの期待も高まったとみられている。 NY原油価格はニューヨーク商業取引所(NYMEX)で1.65ドル上昇して1バレル100.88ドルと過去最高値で引けた。