28日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場で、米国産標準油種WTIの先物価格(4月限)は2.95ドル上昇して、1バレル102.59ドルとなった。一方、ロンドン原油市場(ICEフューチャーズ)で北海ブレント原油先物4月限は2.63ドル上昇して1バレル100.90ドルとなった。 その他石油製品では、ガソリン3月先物価格が1.8セント上昇して1ガロン2.4957ドル、灯油3月先物価格が7.45セント上昇して1ガロン2.8456ドルとなった。天然ガス4月先物は38.3セント上昇して千立方フィートあたり9.443ドルとなった。米エネルギー省は、先週一週間で天然ガス在庫が1,510億立方フィート減少したと発表した。 NY原油価格はドル安、米FRBによる利下げにより海外投資家からの買いが促進され、上昇傾向にある。投資家らは、米FRBが景気後退を防ぐために今後も積極的な利下げを行うことを期待しているため、買いの圧力が高まっていると見られている。 米ガソリンスタンドでのレギュラーガソリン店頭販売価格も1ガロン3ドルを上回っている。米経済の弱まりの中インフレが生じるスタグフレーションの懸念が高まっていることも、原油価格上昇要因となっている。