自動車輸出、中国対外貿易の新たな成長点に
1月17日、中国政府は長春、上海、天津、武漢、重慶、厦門、蕪湖、台州など8都市を「中国自動車と部品輸出基地」と定め、また、中国第一自動車集団会社、チェリー(奇瑞)自動車会社など160社の中国自動車企業を「中国自動車と部品輸出基地企業」と定めた。
中国は「自動車製造大国」を目指して、まい進している。中国機械・電子製品輸出商会自動車貿易の責任者によると、中国自動車製品の輸出量が、世界自動車貿易に占める比重はごくわずかで、世界第三位の自動車消費国と、第四位の自動車生産国の地位に相応しくないという。
2005年、全世界自動車製品輸出額は9500億ドル(約6兆7576億3500万元)を超え、全世界貨物貿易総量の10%を占める。しかし、中国の自動車製品輸出量は、全世界自動車貿易量のわずか1.1%に止まり、全国通年生産量の3%にも達していない。
中国商務部の分析によれば、中国の輸出自動車は、中・低価格帯の自動車を主力として、中東、ラテンアメリカなどの発展途上国と地区に向けて輸出されている。
大部分の輸出企業は明確な輸出戦略もなく、海外の販売・サービスシステムも整備されていない。しかも、中国国内で自動車輸出を経営している企業はすでに1000社を超えている。
また、品質の問題もあり、知的財産権侵害の問題も時折発生しており、これらの原因が中国の自動車輸出の「足かせ」と見られている。
中国商務部部長の薄煕来氏によると、商務部、国家発展改革委員会などの部門は、早急に自動車と自動車部品の輸出を促進する政策を制定し、また自動車製品の輸出市場秩序を整え、交通運輸、金融、輸出貸付などの方面で支持を与え国産ブランド車の輸出を奨励する計画があるとのこと。
チェリー(奇瑞)、長安(CHANA)、吉利(Geely)など、中国自主ブランド車企業の高速発展により、中国の自動車工業は技術研究・開発領域において、自主創造と連合開発段階に入ったという。
2005年、中国自動車工業の自主開発製品は、新製品の56.6%を占め、連合開発製品は28.3%を占めた。また、2007年全国の自動車販売量は576万台に及び、千人あたりの自動車保有量は24台とのこと。
中国の自動車・自動車部品輸出発展目標によると、「十一五」(2006―2010年の第11次5カ年計画期)期間末期までに、輸出規模700億ドル(約4979億元)を達成させるという。
また、さらに10年の期間を要して、中国の自動車輸出量を国内生産量の20%以上、輸出額を世界自動車貿易額の10%ほどに成長させ、中国を世界自動車・自動車部品の重要な供給基地に育成する計画という。

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