4日のニューヨーク株式市場はもみ合った。ダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比45ドル10セント安の1万2,213ドル80セントで終えた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発し、同1.68ポイント高の2,260.28ポイントで終えた。ダウ平均は朝方の取引で200ドル超下落したが、金融保証会社(モノライン)の救済計画が進展しているとの報道と、収益見通しに関するシスコ・システムズ、アマゾン・ドット・コムの肯定的なコメントが相場を支え、引けにかけて下げ幅は縮小した。 朝方の取引では、証券大手メリルリンチが金融大手シティグループの通期利益見通しを引き下げたことが相場を押し下げた。また、ドバイ政府系ファンドは、シティグループが事業を継続するためにさらに資金が必要と述べた。半導体大手インテルが第1四半期の利益率の見通しを引き下げたことも相場の重しとなった。 午後の取引では、経済テレビCNBCが金融保証会社アムバック・ファイナンシャルの救済計画が前進していると報じたことを受け、金融セクターが反発した。また、ダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズがネットワーク機器大手シスコのジョン・チェンバース最高経営責任者(CEO)が長期的な成長目標に自信を示したと報じたことや、業績悪化が懸念されていたアマゾンの最高財務責任者(CFO)が08年の売上高予想を改めて確認したことを受け、ハイテク株も上昇した。