5日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比41ドル19セント高の1万2,254ドル99セント、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同12.53ポイント高の2,272.81で終えた。 サブプライムマネジメント協会(ISM)が発表した2月の非製造業景況感指数で、サービス部門が予想以上に好調であったことや労働者生産性が上がったことなどが米景気への不安をぬぐい、ダウ平均は朝方の取引で一時120ドル近く上昇した。 しかし米連邦準備理事会(FRB)が地区連銀経済報告書(ベージュブック)で米経済の減速を伝えた。物価上昇が重しとなっていること、また金融機関における貸し出し基準が厳しくなったことにも触れた。さらに米経済金融保証会社(モノライン)大手のアムバック・フィナンシャル・グループが、普通株発行などで10億ドル以上の資本増強を行う計画を発表した。市場では銀行から資本注入し救済することが望まれていたため、市場心理を冷やした。 ニューヨーク商業取引所(NYME)での4月限原油先物取引は、前日比5ドル高の1バレル104.52ドルで引け、過去最高値を記録した。政府が原油貯蔵量が大幅に減少したと報告したこと、またOPECが加盟国の原油生産量を維持すると発表したことを受け、一時1バレル104.64ドルまで上昇した。