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ナノの製造を世界で:ラタン・タタ会長
【ジュネーブ】スイスのジュネーブで3日から開催されているジュネーブモーターショーで、タタ・モーターズの超低価格車『ナノ』が公開された。タタ・モーターズは『ナノ』のグローバルライセンス製造の可能性を模索しており、超低価格車としての地位を保ちつつ、海外市場に参入していきたい考えだ。しかし目下のところ、インド国外での具体的な販売計画はない。インド国内では今年10月から販売開始の予定だ。
タタ・グループのラタン・タタ会長は、海外市場での販売について「あとは決断するだけだ」と語っている。また、米国市場については「アメリカは世界一巨大な自動車市場で、わが社にとっても非常に重要な市場だと考えている」と語っており、同社初となる米国市場への参入も考えていることを示した。
米国市場は冷え込んでおり、ゼネラルモーターズとフォードのレポートによると、それぞれ2月の売上げが前年比13%と6.9%減少している。しかし、現在は9000ドル(約92万8000円)以上するハッチバック車市場で、10万ルピー(約25万6000円)という低価格のナノが発売されることでマーケットに革命をもたらすであろうとの見方も出ている。
ナノの海外進出に向け、タタはフランチャイズ製造を考えているという。フランチャイズ製造についてタタ側は、「すべての決定は需要を基本にしなければならない。もし需要がなければ、我々はライセンス製造をしていくつもりだ」と述べ、若い企業家らに製造ライセンスを販売するフランチャイズ製造を視野に入れていることを明らかにした。
タタ・モーターズは現在、インド東部ウェスト・ベンガル州のシングールに年間最大25万台製造できるナノの製造工場を建設中だ。
※この記事は、インド専門ニュース&コラムサイト「ヴォイス・オブ・インディア」の提供です。ビジネス、政治から社会、文化、エンタテインメントまで、インド発の最新情報をお届けしています。
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