10日のニューヨーク株式市場は大幅に3日続落した。ダウ工業株30種平均は前週末比153ドル54セント安の1万1,740ドル15セントで終え、2006年10月以来の安値となった。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同43.15ポイント安の2.169.34で終えた。原油価格が108ドルを超えたことや金融セクターへの懸念を強めさせるニュースが嫌気された。 ジェフェリーズのアナリストが住宅ローン会社ソーンバーグ・モーゲージの格付けを引き下げ、カントリーワイド・ファイナンシャルが証券詐欺について調査を受けていると報じられたことを受け、住宅ローン会社株が下落した。また、ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、ベアー・スターンズが発行するオルトA住宅ローンを担保とした証券の格付けを引き下げたことから、ベアー株も急落した。 マクドナルドの2月の売上高は堅調な数字だったが、相場を押し上げることはできなかった。今週後半には、13日に小売売上高、14日には消費者物価指数が発表されるため、投資家には様子見ムードが見られる。二つの統計は、平均的なアメリカ人が住宅価格の下落と物価の上昇に対してどのように対処しているのかを示す指標となる。 同日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、2.75ドル高の1バレル107.90ドルで終えた。一時108.21ドルまで上昇し、過去最高値を更新した。