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露UC Rusal、ノリリスク・ニッケルの株式購入に45億ドルを調達

2008年03月11日 23:01更新 前の記事 次の記事  ロシア経済・株式取得一覧
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 ロシアのアルミ大手UC Rusalは、プロホロフ氏から非鉄大手ノリリスク・ニッケルの株を購入するために45億ドルを調達した。取引は数週間のうちに完了する可能性がある。

 3月7日、UC Rusal及び11の国際銀行から成るシンジケート団は、ノリリスク・ニッケルのブロック株(25%+1株)を取得する目的で、45億ドルの融資を調達することに合意した。シンジケート団は、当初、ABN Amro、BNP Paribas、Credit Suisse、Merril Lynchによって組成された。取引には、Barclays Capital、Calyon、 ING Bank N. V.、 Natixis、UniCredit、 Goldman Sachs、 Morgan Stanleyが加わる。

 銀行側の情報によると、ローンは2年で借入条件は、最初の3ヶ月までがLIBOR+1%で、3ヶ月後からLIBOR+1.25%、6ヶ月後からLIBOR+1.5%、2008年末にはLIBOR+2%となる。UC Rusalの広報によると、今週中にローンの選定がなされる。UC Rusalの代表Kurochnika氏は、シンジケート団の締切りは予定通り3月末となると付け加えた。

 プロホロフ氏よりノリリスク・ニッケルのブロック株を購入する際の条件である資金の支払い及びUC Rusal株11%の譲渡に関しては、2007年秋より合意に達していた。ノリリスク・ニッケル及びUC Rusal双方とパイプを持つ関係者は、この取引で支払われる資金は約60億ドルであると述べていた。1月、ロシア連邦反独占局はUC Rusalによるノリリスク・ニッケルのブロック株購入を承認した。両側は、取引を2月中に完了させる意向を示していたが、UC Rusal側が資金調達に時間を必要としたため、取引完了には至らなかった。銀行筋の情報によると、プロホロフ氏と交わした取引条件によって、UC Rusalは、2009年までにIPOの実施がなければ、プロホロフ氏に譲渡したUC Rusal株11%を買戻す義務を負った。この取引に関して、銀行数社は、UC Rusal側の負債増加をリスクと受け止め、シンジケート団への参加を見送った。

 投資会社KapitalのSvyatnoy氏は、合併・統合の動きは、アメリカのサブプライム問題に端を成す金融市場の停滞によって難しい状況にあると述べている。同氏の意見によると、UC Rusalは資金調達に苦しむ可能性があるが、それはさほど重大ではないと見られる。

 いずれにしても、UC Rusal側としてはプロホロフ氏との取引を早期に完了させることが望ましい。Lehman BrothersのアナリストであるZhukov氏は、プロホロフ氏がノリリスク・ニッケルの持分をガズメタル社に売却する可能性もあると指摘する。現在、ガズメタルとノリリスク・ニッケルの経営陣は、統合に関する協議を行っている。ノリリスク・ニッケルによるガズメタル株の購入、また、ガズメタルによるノリリスク・ニッケル株の購入が審議されている。


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