検索大手グーグルのオンライン広告サービス会社ダブルクリックの31億ドルでの買収が11日無事完了した。これで、グーグルが今後オンライン広告業界でさらにユーザーに適したサービスを行うことが出来るようになることが期待されている。 グーグルによるダブルクリック買収は規制当局による承認を受けるのに1年近くかかった。今回の買収完了で、検索業界の競合他社であるマイクロソフトおよびヤフーにとってはさらなるプレッシャーがかかると見られる。 グーグルによるダブルクリック買収に関しては、マイクロソフトや個人情報保護団体などから買収によってグーグルのオンライン広告業界での勢力があまりに強くなり、インターネット上の個人情報が掌握される可能性があるとして警告していたため、米規制当局による審査が長引いていた。 なお、買収に伴いグーグル会長のエリック・シュミト氏は主に米国内で従業員削減が行われる予定で、米国以外の国でも雇用状況に影響が出る可能性があると話した。 ダブルクリック事業はグーグルに買収されたことで、今後数年でさらに拡張され、ダイナミックなマルチメディア広告を手がけて行くことが期待されている。 シュミト氏も買収完了を受け、「今後広告主がさらにターゲットを絞った広告を出すことで、売上高が上昇するだろう。ユーザーにとってもより充実し、ユーザーの興味に適した広告を見ることができるようになる」と述べた。 ここ最近下落傾向が続いていたグーグル株価は11日に26.22ドル(6.3%)の急上昇を示し、439.84ドルとなった。