ガソリン、原油価格が高騰を示している。12日、米ガソリン店頭販売価格が1ガロン3.25ドル近くの最高値、NY原油価格が1バレル110ドルの最高値をそれぞれ更新した。 米国自動車協会(AAA)によると米ガソリン店頭販売価格平均は12日、1.9セント上昇して1ガロン3.246ドルとなり、最高値を更新した。アナリストらはガソリン店頭販売価格は今春に1ガロン3.75ドルにまで上昇するだろうと予測している。 一方でNY原油4月先物価格はニューヨーク商業取引所(NYMEX)で1.17ドル上昇して1バレル109.92ドルとなった。取引時間中は一時1バレル110.20ドルの最高値を更新した。 その他ニューヨーク商業取引所で取引された石油製品では、ガソリン4月先物が0.25セント上昇して1ガロン2.7286ドル、灯油4月先物が2.87セント上昇して1ガロン3.0244ドルとなった。天然ガス4月先物価格は1.1セント上昇して千立方フィートあたり10.011ドルとなった。 ロンドンICEフューチャーズ取引所でのブレント原油4月限は1.02ドル上昇して1バレル106.27ドルとなった。 ドル安に伴い、世界投資家らがエネルギー資源に投資先を変えていることが影響していると見られている。米エネルギー省は先週一週間の原油およびガソリン供給量は上昇したと発表している。 12日は対ユーロドル安がさらに加速し、NY原油市場への投資が加速された。アナリストの多くは、最近のNY原油価格高騰の原因はドル安にあると見なしている。 住宅価格の下落、食費・エネルギー費の高騰で、一般の米消費者らにとっては日常生活での消費支出を抑制せざるを得なくなっている。 米連邦準備理事会(FRB)が来週米景気後退回避のためにさらに利下げすれば、ドル安はさらに加速されることが懸念されている。