中国:貿易黒字の縮小は一時的
中国税関の統計によると、50年ぶりの豪雪と、アメリカ国内需要の減少によって、2月の中国貿易黒字は85億6000万ドル(約607億7600万元)、同期比64%減少した。
2007年以来、1年振りの減少で、貿易黒字は専門家が予測する225億ドル(約1597億5000万元)を下回った。
2月、中国は輸出減となる一方、輸入は引続き増加の傾向を見せている。
統計によると、2月に輸出量が前年同期比6.5%増加したが、この6年間で最低の増え幅だという。
しかし、中国政府が実施する、経済の過熱抑止にはメリットがあるという。
アジア経済学者孫明春氏の、2月の輸出減少原因は主に三点あるという。
まず始めに、今年1月―2月に中国南部のほとんどの地区が豪雪によって交通網の遮断、電力供給不足といった障害が発生し、多くの工場が生産停止を余儀なくされ、輸出に大きな影響を及ぼした。
次に、中国の輸出規模がもともと膨大であるにもかかわらず、輸出企業は政府による輸出税還付額の調整前に輸出拡大を実施したため、2007年2月の輸出量が前年同期比52%増加したという。なお、今後はこの影響は小さくなると予測されている。
最後に、アメリカ経済の減速があるとのこと。中国対米国の輸出が去年の後半からずっと減少の傾向だという。
しかし、米国経済の減速以外は一時的なもので、それを踏まえると現在の輸出減少は一時的であり、3月には同期比20%増加の水準に戻ると予測されている。
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