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[FINAMレポート11日付]カマズ(KMAZ)、米Federal Mogulとエンジン部品製造会社を共同で設立

2008年03月13日 22:45更新 前の記事 次の記事  ロシア経済・自動車一覧
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 ロシア自動車大手カマズは、外国自動車部品メーカーと提携し、合弁企業を設立する予定。このことによって、同社は自社製品の更なる品質向上を達成し、2010年から施行されるユーロ4基準に適したエンジンの生産が可能となる。その結果、競争力が高まり、企業価値も上昇するだろう。

 カマズ及び米Federal Mogul Corporationが3月10日、合弁企業Federal Mogul Naberezhnye Chelnyの設立に関する書類に調印した。同企業は、カマズの自動車に搭載されるエンジン用部品(ユーロ4及びユーロ5基準に対応)を製造する。両社のFederal Mogul Naberezhnye Chelnyにおける持ち株比率は共に50%となる。生産開始は2008年9月の予定。また、製造される部品はカマズに限らず、他社へも出荷される見込み。

 FINAMは、上記提携は両社の相互利益になると考えている。何故なら、同社は米国技術の利用権利を取得し、一方、米Federal Mogul Corporationは安定した市場に進出できるため。現在、ロシア国内では、最新且つ高品質の自動車部品を供給できるメーカーが不足している。こうした状況の下、合弁企業の設立は同社にとって得策と言えよう。また、同社はちょうど良い時期に最新自動車部品調達の課題に取り組み始めたと言える。FINAMの予測では、今後数年間、海外のトラックメーカーのロシア市場に対する注目度が更に高まっていくため、競争が一層激化するであろう。また、国際基準に適した最新商品を製造することにより、既存顧客を確保するのみならず、新たな顧客を獲得できるに違いない。その結果、販売台数が増加し、同社の企業価値も上昇するだろう。

 FINAMのカマズ株に対する目標適正株価は6.29ドル/株(2007年度財務指標の予測に基づく)。成長可能性は2.3%。評価は「中立」。


ARUJI GATE
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