13日NY市場は反発、ダウ35ドル高 S&P見通しを好感
13日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は前日比35ドル50セント高の1万2,145ドル74セントで終えた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同19.74ポイント高の2,263.61ポイントで終えた。朝方の取引では一時大幅に下落したが、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が、金融機関がサブプライム関連で大幅な損失を計上するのは終わりに近づいているとの見通しを示したことから買い戻された。
S&Pの予想は、終息の見通しが立たなかった住宅・クレジット市場の混乱による損失が底入れ迎えたとの期待を与えた。同社はサブプライム担保証券の評価損は、世界で従来予想の総計2,650億ドルを上回る2,850億ドルに達するが、大手金融機関の評価損計上は終わりに近づいている」とした。
しかし市場は依然として警戒を保っている。11日には、米連邦準備理事会(FRB)が2,000億ドルの資金供給策を新たに発表したことで5年ぶりの大幅な上昇を示したが、11日以降は相場が非常に不安定な状態が続いている。
13日には、ネガティブなニュースも複数あった。カーライル・グループの投資会社カーライル・キャピタルは、清算を回避するための交渉で合意に至らず、債権者が同社の保有資産をすべて差し押さえる見込みだと発表した。また、米商務省が発表した2月の小売売上高が予想に反して0.6%の減少だったほか、民間の調査会社は、2月の米抵当住宅物件の差し押さえ件数が前年同月比で約60%増加したと発表した。
同日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、前日比41セント高の1バレル110.33ドルで最高値を更新した。
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