長江デルタ地域、産業構造も徐々に変化
長江デルタ地区の経済は急速に発展しており、産業構造も徐々に変化してきた。第一次・二次・三次産業の比率は3.4:54.4:42.2となっている。
昨年通年で、長江デルタ地区16市のGDPは合計で4兆6672億元(約66兆1151億円)に達した。そのうち、第一次産業の増加値は1590億5600万元(約2兆2531億7139万円)で、前年同期より122億1400万元(約1730億2230万円)増加。
第二次産業の増加値は2兆5368億8700万元(35兆9373億円)に及び、前年より3611億4800万元(約5兆1159億8645万円)の増加。
第三次産業の増加値は1兆9712億6900万元(約27兆9248億円)で、2006年より3412億7800万元(約4兆8345億1002万円)を増加したという。
各産業の比率も前年の3.7:55:41.3から3.4:54.4:42.2へとやや変化を遂げた。第一次産業の占める比重は同期比0.3ポイント降下し、第二次産業の比重は0.6ポイント降下。第三次産業の比重は0.9ポイント上昇したことが明らかになった。
また2007年、中国全国のGDPは24兆6619億元(約349兆3580億円)に及び、前年同期比から11.4%の大幅増加。
そのうち第一次産業の増加値は2兆8910億元(約40兆9536億円)で、3.7%の増加。第二次産業の増加値は12兆1318億元(約171兆8579億円)で、同期比13.4%の増加。第三次産業の増加値は9兆6328億元(約136兆4573億円)に及び、前年より11.4%を増加している。各産業の比率は11.7:49.2:39.1となった。
全国の情況と比べ、長江デルタ地区で第一次産業に占める割合は全国の比率より8.3ポイント低く、第二産業は5.2ポイント上回っており、第三次産業は3.1ポイントを上回ったという。
地域別に見ると、2007年、上海市のGDPは1兆2001億1600万元(約17兆7億円)となり、前年同期比から13.3%の増加。16年連続で10%以上の増加スピードを維持している。
そのうち第一次産業の増加値は101億8400万元(約1442億6553万円)で、同期比2%の増加。第二次産業の増加値は5675億4900万元(約8兆398億4238万円)で、前年と比べ11.5%の増加。第三次産業の増加値は6223億8300万元(約8兆8166億1534万円)に及び、前年同期より15.2%の増加となった。
各産業の比率は0.8:47.3:51.9となり、第三次産業の比率は前年より1.3ポイント上昇。2001年以降最高の数値を記録した。
江蘇省沿江地区における8都市のGDPは2兆552億元(約36兆1514億円)に及び、各産業の比率は2006年の3.9:59.2:36.9から3.5:58.3:38.2に変化した。
浙江省杭州湾沿岸における7都市のGDPは1兆4119億元(約20兆8億円)で、各産業の比率は2006年の5.8:54.7:39.5から5.4:54.6:40とへと変貌している。
長江デルタ16都市のうち、第一次産業の比率が10%を超えているのは舟山市のみで、ほぼ半数の都市は第一次産業に占める割合は5%以下となり、工業化の加速がよく分かる数字となっている。
第二次産業が占める割合を見ると、上海・南京・舟山の3市を除き他13都市での比率は50%を超えた。そのうち11都市は55%を超え、2都市は60%を超えている。長江デルタ地区の工業経済への依存度は他と比べ比較的高いことが明らかになっている。
また長江デルタ16都市のうち、8都市の第三次産業の増加スピードは第二次産業を上回った。特に他都市と比べ上海市の産業構造優位性は目立っており、第三次産業の比率は50%を超え、51.9%に達している。次に南京市の第三次産業比率の48.4%が続き、長江デルタ都市群で第二位となっている。

関連記事
|
|

Powered by newsing |
|
中国経済最新記事
|