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米ベアー、NY連銀とJPモルガンが緊急支援

2008年03月15日 10:45更新 前の記事 次の記事  マネー・経済・サブプライム問題一覧
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 ニューヨーク連邦準備銀行は14日、信用収縮を受け資金繰りが悪化した米証券大手ベアー・スターンズに対し、緊急の融資枠を設定したと発表した。米連邦準備理事会(FRB)は、信用収縮の状況に応じて今後さらに救済策を実施する姿勢も示した。

 米FRBは声明文で「米連邦準備銀行は市場の先行きを注意深く監視しており、金融システムが正常に機能するために必要な流動性を今後も提供していく」と述べた。

 緊急融資では、JPモルガンがニューヨーク連銀から公定歩合で資金を調達し、返済期間が28日の融資をベアー・スターンズに提供する。JPモルガンがベアー・スターンズに提供する融資額は明らかにされていないが、関係筋によると今回の救済策ではJPモルガンが最終的にベアー・スターンズを買収する可能性があるという。

 ベアー・スターンズは声明の中で、JPモルガンと共同で流動性問題を改善するための恒久的、戦略的な選択肢の模索に取り組むと述べている。

 ベアーを巡っては、週の初めから大きな流動性の問題を抱えているとのうわさが流れていたが、同社のアラン・シュワルツ最高経営責任者(CEO)は当初、うわさを否定していた。

 シュワルツCEOは声明の中で「市場でベアー・スターンズの流動性に関するうわさが広がる中、ここ24時間で流動性ポジションが大幅に悪化した」と述べている。また、従業員に送付したメモの中で、一時的な借り入れによって同社が通常通りの業務に復帰することができると説明している。

 ベアー・スターンズは2007年半ばから住宅市場とクレジット市場の悪化によって経営に打撃を受けていた。昨夏には、数十億ドルの資産価値を持つ傘下のヘッジファンド2社が投資していたサブプライムローン担保証券の大幅な評価額減少によって破綻に追い込まれた。

 JPモルガンは、今回の融資によって同社に重大なリスクは一切発生しないと述べている。


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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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