北京五輪反対運動、インド国内で活発化
【ニューデリー】北京五輪開催に反対しチベットを目指しデモ行進を続けていたチベット人ら100人が、ヒマーチャル・プラデーシュ州のダラムシャーラー近郊で逮捕された。この一団は、中央政府が禁じているチベット越境を目指しているとされ逮捕された。100人の中には女性や僧侶も含まれている。
チベット難民およびその支援者らによる北京五輪開催反対運動は、インドだけでなく、各地で行われており、先週1週間でネパールでは100人の僧侶が、北京では約300人のチベット活動家らが逮捕されている。
こうした運動の活発化を受け、中国政府は13日、インド政府に対し、チベット難民の政治活動を認めないという約束を守ることを望むと発表した。
さらに、中国からチベット独立を望んでいる活動グループ、ダライ・グループに対し、ここ数日ヒマラヤ地域で不安をあおるような行動を取っているとし非難した。しかし、現在状況は安定していると発表している。
インド政府のチベット活動家に対する対応をどのように思うかという質問に対し、中国外務省の報道官は、「インドが中国との2国間関係を考慮し、適切な措置をとることを願う」と語っている。
また「チベットのラサでは、何人かの僧侶がここ数日騒ぎを起こしており、他にも騒ぎを起こす計画を立てていた。これはダライ・グループの政治的計画だ」と語り、「ダライ・グループは、『チベットの人々の普通で、円満で、平和な暮らし』を壊そうとしている」とした。
報道官によると、政府はラサ市局から僧侶らによる反対運動を沈静化させたことを確認したという。
ラサでの反対運動に合わせるかのように、インドに亡命したチベット人らも10日から北京オリンピック反対のデモ行進を始めていた。
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