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SCE台湾、ゲーム人材育成で大同大学と提携、PAが授業サポート

2008年03月17日 20:28更新 前の記事 次の記事  テクノロジー・人材育成一覧
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 ソニー・コンピュータエンタテインメント・台湾(SCET)は電機メーカー大同が設立した私大・大同大学とテレビゲーム人材育成で提携し、今年9月からゲームクリエイター育成講座を開講する。この人材育成プログラムには台湾政府も協力している。

 これはSCEの家庭用ゲーム機プレイステーション3(PS3)の開発機を使用し、ゲームの試作を通じて、プログラム受講生にゲーム作りのノウハウを教育していくというもので、台湾におけるデジタルコンテンツ産業が一層充実されることが期待されている。

SCETのゲーム人材育成教育においては日本のゲーム制作会社プレミアムエージェンシー(PA)が協力し、同社ゲームデザイナーらを講師として派遣する。SCEワールドワイド・スタジオ(WWS)と長期的関係があり、数多くのPS2、PS3ソフト制作経験を有するPAが人材育成教育に協力することによって、同大学の受講生が豊富な技術・経験を得られものとSCETは期待しているという。カリキュラムは一年間提供され、ゲーム制作に必要な基礎的な教育に加え、実際にPS3の開発機を利用したワークショップ形式の講義が行われる。学生が実際に授業を通して作成された優秀なゲーム作品はPLAYSTATION storeやPLAYSTATION Homeを通じた配信を検討しているという。

 PAによると、同社は教育カリキュラムの中でデザインおよび教材の提供を行い、同社の積み上げてきたノウハウを受講生に伝授する他、現場のクリエイターや研究者によるPS3を活用した実践的な講義・制作実習も盛り込んでいく予定であるという。

 現在、台湾では、政府による違法ソフト摘発活動が強化されており、違法ソフトが減少、国内ゲーム市場の成長が続いている。SCETは更なる営業活動の強化を目的として、昨年12月1日に現地法人として設立された。SCETは、このゲーム人材育成教育を通して台湾でより高度な技術を駆使できる人材を成長・活用させることで、世界でヒットするソフトを台湾ゲームクリエイターによって生み出したり、日本のクリエイターと提携してトップレベルの作品を作成できるようになることを目指しているという。

 プレミアムエージェンシーは映画、ゲーム、TV、ネットワークなど広範囲に及ぶメディア上で3DCGアニメーションを手がけるデジタルコンテンツ制作会社。これまで「GENJI-神威奏乱-」(PS3)、「ALWAYS 三丁目の夕日」(映画)などの制作にも一部携わり、エキサイティングな動きや美しいビジュアルを取り入れた高度なアニメーションを映像に仕上げてきた。現在も次世代ゲーム機向けのソフトを開発しており、近日中に発表する予定であるという。


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