「チベットを隠すな」 人権団体、中国政府に監視員のチベット入りを要求
【ニューヨーク】ニューヨークに本拠地を置く国際人権監視団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch、HRW)が、中立の監視員を中国に入れ、チベット自治区やその周辺で拘束された人々が拷問、虐待を受けていないか調査させるよう中国政府に求めた。
「過去に中国の治安部隊が行ってきた、政治活動家に対する拷問の歴史を考えれば、現在中国で拘束されているチベット人たちの身を案じるのは当然のことだ」とHRWのアジア責任者、ブラッド・アダムス氏は語る。
HRWを含む複数の人権団体はかつて、チベット自治区内の抑留者、特に「チベット独立」を主張する政治活動家に対する当局の拷問と虐待を報告したことがあった。
中国当局は、現在どれほどのチベット人が拘束されているかを明かしていない。しかし、未確認ながら、数百人のチベット人とその支持者が身柄を拘束されているという情報もある。
当局は、暴動に関与していた者でも、3月16日深夜までに投降すれば、情状酌量を与えると宣言していた。中国側は、暴動に加担する者の身柄を拘束することは、公共の安全のためにもやむを得ないと主張している。
HRWは、「中国政府は、外国人旅行者やジャーナリストをチベットから追い出すことで、事実上チベットを隠してしまっている」と中国の対応を非難している。
※この記事は、インド専門ニュース&コラムサイト「ヴォイス・オブ・インディア」の提供です。ビジネス、政治から社会、文化、エンタテインメントまで、インド発の最新情報をお届けしています。
関連記事
|
|

Powered by newsing |
|
一般最新記事
|