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モルガン・スタンレー12-2月期収益発表、アナリスト予測上回る

2008年03月20日 08:08更新 前の記事 次の記事  企業・収益発表一覧
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 米第2位の大手銀モルガン・スタンレーは19日、12月−2月期(同社第1四半期)収益発表を行った。同社第1四半期の優先配当金支払い後の純利益は15億3千万ドル、一株利益1.45ドルとなり、前年同期の26億6千万ドル、一株利益2.17ドルから42%の減益となった。売上高は前年同期の100億ドルから17%減少して83億ドルとなった。

 しかしながらトムソン・ファイナンシャルアナリストらの予測平均値である一株利益1.03ドル、売上高71.9億ドルははるかに上回る結果となった。

 サブプライムローン関連では23億ドル損失を計上したものの、株式・債券での積極的な資産運用が功を成した。同社証券ビジネス部門では第1四半期に62億ドルの売上高を計上し、過去3番目の四半期売上高となった。債券部門でも29億ドルの売上高を計上し、同部門では過去2番目の売上高となった。

 ベアー・スターンズが一株1ドルでJPモルガン・チェースに買収されることが明らかになり、投資家の米金融会社への不安心理が高まる中、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、リーマン・ブラザーズの好調な収益結果により、金融システムの混乱に対する懸念が一時的に和らげられた。

 同社CEOのジョン・マック氏は、「効果的に市場の機会を利用して資産運用することができた」と述べた。モルガン・スタンレーの昨年下期評価損は合計で約94億ドルに上った。これまで昨年一年間に計上した世界投資銀行、証券会社の評価損総額は2,000億ドル程度に上るといわれている。
 
 リーマン・ブラザーズアナリストのRoger Freeman氏は、「ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーが好調な収益結果を示したことや米連銀の積極的な政策により今後金融市場が次第に安定化していく希望が見える」と話した。

 ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレーは今週市場の流動性を高めるために、米連銀から直接融資を得るための新プログラムを試験運用すると発表している。18日には米連邦準備理事会(FRB)は2.5%まで利下げを行った。

 しかしまだメリルリンチの収益発表も控えており、金融市場の不安要素は絶えない。S&P証券アナリストのMatthew Albrecht氏は、「今後の米経済の悪化がこれら金融機関に与える影響について懸念している」と述べている。

 同社株価は19日59セント上昇して43.45ドルとなった。

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*この記事はAP通信との契約で財経新聞社が日本向けに翻訳・編集したものです。翻訳・編集責任は財経新聞社にあります。AP通信はコンテンツの誤謬及び遅延、コンテンツに依拠してなされたすべての行動に関して一切責任がないものとします。Copyright 2006 The Associated Press. All rights reserved.

 

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