19日NY市場、ダウ293ドル安
19日のニューヨーク株式市場は大幅に下落した。ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落し、前日比293ドル安の1万2,099ドル66セントで終えた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は同58.30ポイント安の2,209.96で終えた。金融機関が依然として保有資産の評価額減少によるリスクを抱えているとの懸念が高まり、ダウ平均は前日の大幅上昇から一転して急落した。
前日が大幅高だったことからある程度の下落は予想されていたが、19日の相場の下落は、金融システムと米経済に対する不安が継続していることが反映された。
証券大手メリルリンチ(Merrill Lynch)が債券取引に関連して訴訟を起こしたことから、同社が今後さらに評価損を計上するとの憶測が広まった。訴状によると、メリルはセキュリティ・キャピタル・アシュアランス(Security Capital Assurance)が取引の契約に違反したため最大31億ドルを支払う義務があるとしている。
米政府が米連邦抵当金庫(ファニーメイ)と米連邦住宅金融抵当金庫(フレディマック)に対する自己資本規制を緩和したことで投資家心理は若干改善されたが、前日の急伸を受けた利益確定売りに押され、午後にかけて相場の下げ幅が広がった。
前日の市場は、ゴールドマン・サックスとリーマン・ブラザーズの07年12月-08年2月期決算が市場予想を上回ったことと、米連邦準備理事会(FRB)が0.75%の利下げを決定したことなどを受け、ダウ平均が420ドル41セント上昇していた。
19日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、前日比4.94ドル安の1バレル104.48ドルで終えた。
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