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19日のロシア市場、続落
ロシア株式市場は続落 商品市況急落で、関連銘柄が軒並み安
19日のロシア株式市場は続落した。エネルギー、金属など商品先物相場が、投資家による換金売りや、米経済の景気後退に伴う世界的な需要減速懸念から調整局面を迎えたことで、資源関連企業の時価総額比率の高いロシア株式市場は主力のエネルギー・金属関連銘柄が大きく値を下げ、MICEX指数の下落率は一時前日比3.23%に達した。とはいえ節目の1550どころは底堅く、引けにかけて小戻して取引を終えている。
スイスの金融大手クレディ・スイス(CS)が20日に赤字転落の業績予想を示し、さらにそのCSがロシアの銀行株の目標株価を引き下げたために、銀行株も軒並み安い。MICEX指数は2.08%安の1569.18、RTS指数は3.45%安の1946.79で取引を終えた。21日は欧米市場がイースター休暇に入り休場となるため、商いは細りそう。米国市場が大幅上昇したことで寄り付きは反発となろうが、MICEX指数で1600どころは重く、上値追いは限定的であろう。
個別では飲料最大手レベディンスキー(LEKZ)が米飲料大手ペプシコによる買収が正式に発表された。ペプシコによる買収の噂は先々週から市場関係者に広まっており、先週11日にはコメルサント紙が観測記事を掲載して一気に期待が加速した。ただ一株当りの買収価格が一株当たり88.02ドル(約2096ルーブル)となったことでそれにさや寄せする売りに軟化、21日は1.63%安の2093.23ルーブルで取引を終えている。
非鉄金属最大手ノリリスク・ニッケルは米リーマン・ブラザーズが統合交渉中とされるアルミ最大手RUSAL(非上場)と鉄鉱石最大手メタロインベスト(非上場)のどちらが同社の企業価値を高められるか試算している。それによるとRUSALとの統合効果が今後12ヶ月で21%であるのに対し、メタロインベストとのそれは48%。ニッケル相場急落の影響もあり、同社株は前日比1.19%安の6488.88ルーブルで取引を終えている。
米国株は大幅反発:金融危機が山場を越えつつある、との見方から金融株が上昇を主導
米国株式市場は、大幅反発。米金融危機は終わりつつあり、金融株にはまれに見る割安感がある、とのアナリスト・レポートが出て、リーマン・ブラザーズ、モルガン・スタンレーなど、このところ下落が急であった銘柄が軒並み二桁高となり、金融株が上昇を牽引した。また政府系住宅金融大手のファニーメイとフレディマックによる住宅ローン購入拡大枠が資本規制緩和により可能となったことも、金融不安の震源地である住宅市況改善に繋がるとして好感された。さらにフィラデルフィア連銀が発表した3月の製造業景況指数は4ヶ月連続のマイナスとなったものの、市場予想を上回ったことも安心感を与えた。ダウ工業株平均は前日比2.16%高の12392.66で取引を終えた。
債券市場では休日を前にフラットニング(短期債買い+長期債売り)の持ち高を手仕舞う取引が活発化し、短期債中心に売られ、金利は上昇した。
為替市場では、商品市場の急落を背景に資源国通貨が売られた。ロシア・ルーブルも対ドルで前日比0.72%の下落となった。とはいえ年初来では尚3.36%の上昇となっている。
ニューヨーク原油は続落 換金売りが加速し一時100ドル割れ
ニューヨーク原油先物は、続落。投資家からの売りが止まず、2週間ぶりに一時1バレル=100ドル台を割り込んだ。結局1バレル=101ドル台で取引を終えている。ゴールドマン・サックスやドイツ銀証券では、相場は投機的買いポジションの解消過程にあり、1バレル=90ドル程度まで下落する公算が高いとの見通しを明らかにしている。
金先物も投機筋からの売りに急落、この二日間の下げ幅は8%を越えた。その他商品先物も軒並み大幅安となっている。

※この記事は、日本初のロシア株 取扱証券会社であるARUJI GATE証券株式会社の提供です。 日本で実際にロシア株の売買ができるほか、ロシアおよびロシア株に関する詳細な情報を発信しています。URL: http://www.arujigate.co.jp/
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