フランスの電力大手、フランス電力公社(EDF)とスペインの建設会社ACSが、スペインの電力大手2社に1,00億ドル以上の買収提案を行う可能性について交渉を行っている。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が21日に報じた。 WSJは、関係筋から得た情報として、両社が共同で買収チームを組成し、スペインの電力大手イベルドローラ(Iberdrola)とユニオン・フェノーサ(Union Fenosa)に同時に買収提案を行うことに向けて協議を行っていると報じた。 WSJによると、負債などを除いた合併後の新会社の時価評価額は総計1,340億ドルとなる。 EDF広報は、ACSとの間で予備的といえる交渉は行ったことを認めた。同社のPierre Gadonneix最高経営責任者(CEO)は、スペイン市場に関心があるがスペイン当局が反対すれば敵対的な買収を行うことはないと述べているという。 WSJは、買収は確定的なものではなく、スペイン当局や欧州内の競争当局、イベルドローラなどから反対に遭う可能性があるとしている。