米国経済学者:中国は投機資本流入の予防を
3月23日、「中国2020年:発展目標及び政策方向」をテーマとした「中国経済発展ハイレベルフォーラム」が北京で開催された。フォーラムには中国政府役員、企業のトップ、専門家、学者らが参加した。
会議の席上で、米国経済学者のジョセフ・E・スティグリッツ氏は中国経済の現状について、「米国サブプライム危機が原因で、米国資本が中国資本市場に流入し、中国の物価に圧力をかける可能性が高い」と述べた。
これに対し、中国中央銀行貨幣政策委員会委員で、中国国民経済研究所の所長である樊綱氏は同意を示し、「2008年から2009年にかけて、より多くの国際資本が中国市場に流入する恐れがある」と見解を示した。
ジョセフ・E. スティグリッツ氏はさらに、「今後、中国のマクロ経済コントロールはさらに困難になる」との結論に至った。
一方、樊綱氏は、「流動性過剰抑制は依然として中国マクロ経済コントロールにおける重要な目標のひとつ。」という。
流動性過剰の抑制について、樊綱氏は、「投機性資本の流入を防止するため、今後、安定的な為替レート政策の実施が重要となる。」とコメントした。
ジョセフ・E. スティグリッツ氏は、「中国経済の発展は輸出に依存するのではなく、国内需要度を向上させていくべき」と述べた。とりわけ、資源・エネルギー性商品の輸出を抑制すべきだという。
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